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  4. おとり物件について電話がきた話

おとり物件について電話がきた話

2017 9/07
ブログ
2017年9月6日2017年9月7日

つい最近ある人から突然会社あてに電話を頂いた。

なにやらおとり物件について怒っている様子だったのでよくよく聞いてみると所有している物件が勝手に掲載されているとの事。

まず、ウチの会社は賃貸客付けを積極的にやっていないのでなんの事かよく分からなかったのだが更によく聞いてみると弊社の記事を読んだので相談の電話だという事だった。

不動産サイトがおとり物件を排除するニュースに関して思う事

これはずいぶん前に投稿したエントリーだがどうもこれを読んでご連絡頂いた様子だった。とにかく警察やら都庁に相談しているとの事だった。

この話を聞いてそういえばなかなかタイムリーな話題があったなと思い出した。

おとり広告:不動産業者に措置命令 福岡県 – 毎日新聞
記事の内容は

  • 本当は空室ではないのに募集中と謳って複数の部屋を募集してた

という事である。この募集広告に引っかかっちゃった人はちょっと可哀そうだなと感じる。取扱物件の豊富さをアピールしたいという理由で不動産業者側はいわゆるおとり広告を行ったようだ。

 

目次

おとり広告のやっかいさ

まず、うちでは一切賃貸客付けをやっていないかと言えばNOである。知り合いが物件を探している場合や紹介があった場合はやっている。

そして、条件を聞いてるとだいたい『このポータルに載ってるやつも紹介できる?』と聞かれる。はっきりいってお客さんの方がめちゃくちゃくまなく物件を探すのである。

こっちはこっちでレインズやらなんやらを開いてまず募集しているのか確認する。だいたいの場合が『その物件は決まった』とかそういう回答である。

この時点で本当に決まったのかどうか分からないので(おとりかもしれないので)どうしてもその部屋が気になるという人には直接取り扱っている不動産業者に問い合わせしてもらう事もある。つまりその部屋が本当になければいいのである。

だが、おとりのケースの場合、いったんその不動産業者に出向いて面談→その物件は一足先に決まったので違う部屋で他の部屋に振り替え~という流れもあるようである。

まずここで思うのは

お客さん可哀そうだな と、時間泥棒だな という事の2点である。

とにかく集客しないと喰えないというシステム

事実、不動産業界は集客してナンボの世界である。(特に客付けを生業としている場合はより一層エンド集客の重要性は語りきれないしどの業者も悩みの種なんでしょう)

そしてよくよく考えてみれば、条件がよくて賃料がまぁ安くてどうにも難がなさそうな物件は誰だって借りたいのである。

 

とにかく集客するにはおそらくポータルサイトが最も手っ取り早いのかもしれない。

ポータルサイトに物件を掲載する金額も馬鹿にならない。また事務所の家賃、人件費、雑費なんかを考えると手段を選ばない(選べない)業者が多いのかもしれない。だが優良情報をもっていなければなかなか集客できないのも事実である。

そこで架空物件登録(おとり広告)である。

物件確認すらめんどくさい

先に触れたようにポータルをくまなく見てるお客さんから『この物件取扱できる?』に対して物件があるかどうか確認するのがかなり面倒である。

はっきり言っておとりなのか何なのかよくわからないケースもある。実際に物件を掲載している会社に直接問い合わせしてくれと申し訳ないがお願いすると結果おとりでしたというケースもある。

余談だが物件確認するとめちゃくちゃダルそうに『その物件ないっ』って答えるのはなんとかならないものだろうか。

※もし端から不動産屋自体に不信感がある人は『○○不動産です。物件確認よろしいでしょうか?○○マンション、○○号室○○万円のお部屋まだありますか?』と業者のフリをして電話をしてみてほしい。営業マンや事務員がウルトラけだるそうに『ありまぁす』とか『契約済で~す』と答えてくれる。※対応が悪い会社の話をしている。

おとりに引っ掛かる=完全に時間泥棒である。

部屋を借りるだいたいの人は普段働いてるのでなかなか空いてる時間を確保するのは大変なわけだがせっかくの休みの日に不動産屋に言ったら結果おとり物件でしたというのは正直胃が痛くなる話である。

 

休みの日に嫌な思いはしたくないのと時間がもったいないのでおとり物件はよくないと思います!

個人的には…

不動産業界は参入障壁が低いと思っている。なにより仲介を生業とした場合在庫がないのだ。

用意するものは協会に払う200万何某、宅建士、事務所、コピー機、机である。(免許も持たず楽しくやっているおじさん達もいるのがこの業界である。)あとは集客できるかどうかを考えていくわけだが多分おとりが一番手っ取り早いでしょう。あと実際にお客さんを呼んで条件を聞いてマッチングしていくだけである。

これで首都圏であれば一客あたり15万くらいは売上が立つのである。よくよく考えればいい商売ではある。

恐らくおとり広告はなくならない

おとり広告はなくならない。モラルの問題というよりも集客できてメシが喰えるという図式が成り立っているからだ。究極的にいえば学や教養が不要な世界ではなる。(ちなみに不動産業界でも企業によっては学や教養が求められますし努力や根性が大嫌いな企業もありますので誤解なきように。)

先に触れてた某大手がおとりやって注意されてしまった話はあくまでも大手がやったから問題なだけでよくわからない横文字系イケイケ会社がおとりをやめるとは思えない。そもそもポータルサイトを見ればわかるがどれがおとりでどれがおとりじゃないか判別するのはけっこう難しいと思う。

おとりがなくならないと悲観しているわけではなく、おとりで喰える業者がある程度残ってけっこう儲かったなぁと思うという事実が今後も続いていくんですねという感じです。残念ではありますが、喰えると思えばそれでやっていくという人がいるわけでそれほど目立った被害がなければやる人がいるのが事実なんだと思います。

おとり広告に引っかからない為に?

というように喚起しても引っかかると思います。

ネットで調べたとしてもおとり広告なのかそうではないのか判別がつかない上、引っ越しの動機が強い・もしくは差し迫った状況であればいちいちそんなことは調べている暇もない為です。とりあえずお店に来てくださいという流れになりたとえ広告に掲載された物件でなかったとしても希望条件に近い物件を宛がわれ、早い者勝ちだと思い申込する、という流れはそれほど変わりないというのが私の見解です。

例えばポータルサイト枠を200枠程度 毎月買っている業者があるとしましょう。某サイトに掲載すると月に20万程ぶっ飛ぶ計算になるんですが、おとりやっている業者にポータル業者がおとり広告やっているので契約抹消となりますかね。おそらく超悪質じゃない限り注意喚起でおしまいでしょう。

信頼できる業者

を探せと言われてもこれから上京します、でも知り合いなんていませんという状況だとどうでしょう。18歳で大学に受かってとりあえず不動産屋に行って部屋決めてくる人はすごいなと思いますよ。

もしも、知り合いに不動産屋がいるんであれば『おとり物件とはなんぞ?』という質問込みで依頼するのがベターなんでしょう。

 

以外と相当なゲスでなければ知り合い案件は誠実に対応するのが不動産屋です。(本当です。)

おとり物件 あんまり好きじゃない

これまで触れた通り、おとり物件に引っ掛かる=時間が無駄 という事と個人的にはこういう業者がけっこうメシ喰えている状況でイキっている状況は良いと思いません。売買と違って入金のサイトが短いのとかなり偏見で言えばそんなに知識なくても賃貸客付けってバンバカ決まるのも特徴です。宅建なんか持ってなくても余裕っす みたいな営業も多いし、実際に一生取らない営業も多い。(宅建取ったらえらいというわけではないですよ。)

もしおとり物件を見つけたら・・・

俺に言え・・・とまでは言いませんが、めちゃくちゃ不安な場合は相談してください。メールであれば対応します。(23区限定)

さて、話は冒頭に戻りますが『おとり広告に自分の物件が使われて困っている』問題ですが、いろんなところに相談しても改善されないんだと言っていた。私に相談されてもそこまでいいアドバイスが出来るわけではないんだが。

もう一度言いますが、おとりっぽいなと思ったら相談に乗りますが、完全に解決できるわけでもないのでそれ込で相談してくれると嬉しいです。

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